
四国の格付け宿 ― アートの島と遍路の海岸
四国は、日本の主要四島でいちばん訪れる人の少ない島。格付け宿は6軒で、その多くが瀬戸内海を望みます。八十八ヶ所の遍路、直島のアート、こんぴらさんの大社の島。ここのいちばんの宿は、本州の温泉の伝統よりも、デザインと水に寄りかかっています。
目次
香川側 ― アートと参詣
直島に面した小さな県・香川に、宿の多くが集まります。安藤忠雄の美術館ホテル、ベネッセハウスはアートの島そのものに泊まらせ、直島旅館ろ霞が畳の対の音を添える。金刀比羅宮への長い石段のふもと、琴平では、琴平花壇が歴史ある庭の旅館を守ります。古い参詣と新しいアートが、一時間の距離に並びます。

愛媛と徳島
海岸をめぐると、質感はデザインへと移ります。松山近くの瀬戸内リトリート 青凪は、安藤忠雄による元・私設美術館で、いまは海の上の七室のスイート。ホテルリッジは、徳島の鳴門の渦潮を見下ろす崖の上に立ちます。どちらも、ほかの土地なら旅館の庭が担う役割を、建築と水が引き受ける宿です。

四国からの精選
ベネッセハウスの空室・料金を見る
四国は行きにくい?
思うほどではありません。直島への玄関口・高松は、東京から空路で約50分、あるいは岡山から橋を渡って電車ですぐ。松山にも空港があります。瀬戸内や関西の旅と自然につながります。
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