
中国地方・瀬戸内の格付け宿
中国地方には、日本の格付け宿が10軒。穏やかな瀬戸内海と、その背後の静かな山陰の海岸に沿って点在します。島影の並ぶ水平線、宮島の海に浮かぶ鳥居、倉敷の保存された商家の町並み――そんな日本です。そして、派手さのかわりに、水の上へ長く低く伸びる眺めを差し出す旅館たち。
目次
瀬戸内の海岸
山陽側は瀬戸内海に面し、格付け宿もその海に向き合います。石亭は宮島のフェリー乗り場の近くに庭の旅館を構え、しまなみのサイクリングルート上のAzumi Setodaは、築140年の商家を宿へと組み替えた一軒。旅館くらしきは、倉敷の保存された運河沿いの町並みのなかに佇みます。ここは、山の温泉ではなく、眺めと町のための滞在です。

山を越えて ― 山陰
山を越えて山陰の海岸へ出ると、気配は温泉へと変わります。山口・長門湯本では、別邸音信が川沿いのデザイン旅館を営み、大きな大谷山荘が町の要となる。岡山の内陸、湯郷では、季譜の里が静かな湯の宿を守ります。旅する人の少ない、この地域のもう半分。そして、湯に浸かるにはこちらのほうが上等です。

中国地方からの精選
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京都や広島から瀬戸内へ足を延ばす価値は?
あります。とくにアートの島と組み合わせるなら。広島と宮島が入口で、そこからしまなみ、倉敷、直島はどれも二時間ほどの範囲。道中ずっと、海そのものが目当てになります。
三重・沖縄・九州まで含む海岸の比較は、日本の海辺・離島の宿へ進んでください。
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